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アンテナゲインの単位「dBi」と「dBd」の違いとは?(2026年9月5日)

アンテナゲイン(絶対利得・相対利得)の単位には、「dBi」と「dBd」の2種類があります。
dBdは、半波長ダイポールアンテナを基準とした単位です。しかし、ダイポールアンテナはその構造上、完全な無指向性ではなく指向性を持ちます。具体的には、ドーナツ状(数字の「8」の字を360度回転させたような形状)の放射パターンとなり、電波を送信・受信する方向によってゲインが異なります。

この「方向によるゲインの違い」を取り払い、どの方向にも均等に電波が出る絶対的な基準として考案されたのがdBiです。dBiは、理論上に存在する「アイソトロピックアンテナ(等方性アンテナ)」を基準としています。

アイソトロピックアンテナとは、点光源のように無限に小さい球体のアンテナで、中心から一定距離離れた球面上のすべての点において、ゲインがまったく同じになる(指向性を持たない)仮想的なアンテナです。

なお、両者の関係性は以下のようになります。

0 dBd = 2.15 dBi (※計算式や資料によっては「2.14 dBi」と表記される場合もあります)


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